有限会社藤綿

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綿(コットン)布団・座布団

綿布団の特徴

コットン綿(コットン)布団は、保温性・吸湿性があり、日干しによるかさ高性に富んでいます。 コットンは繊維が中空の構造となっており、しかも1本1本の繊維が天然のよじれをもち、適度な硬さと弾力性を作り出しています。
また、中空で天然のよじれをもっているため、日干しすることにより吸収した湿気を放湿するとともに、ふっくらとよみがえり、保温性を高めます。
敷き布団には、寝返りの打ちやすい適度な硬さとクッション性をもつインドやパキスタン産のデシ綿(繊維が太く短いもの)が使われています。
綿布団掛け布団には繊維が細くて長い特徴をもったメキシコやアメリカ産などの綿花が、肌添いが良いことから使われています。

(※日本ふとん製造協同組合ホームページより抜粋)

綿布団の打ち直しについて

綿(コットン)布団の打ち直しは、長年使用して硬くなったわたを機械で解きほぐし、ふっくらとよみがえらせる加工です。
伝統の製法を引き継ぎながら技術の進歩、発展により新品同様の質が高い打ち直しが可能となりました。
加工段階で、わたの繊維が短くなり重量が減りますので、新しいわたを足すとともに、ふとん生地を新しいものに替えて仕立て直すものです。
一般的に掛け布団で5年位、敷き布団で3年位が打ち直しの目安です。

古くは江戸時代から始まったとされる布団の打ち直し。

当時は綿布団一枚で家や田んぼ、牛が買えた時代。上級武士や豪商しか使用ができなかった高級品でした。
だからこそ古くなったからと言って捨てることはなく、打ち直して再生し、長く愛用されました。

明治、大正、昭和、平成、そして令和。
伝統の製法を引き継ぎながら技術の進歩、発展により新品同様の質が高い打ち直しが可能となりました。

※打ち直しに限らず、新品の綿布団のオーダーも承っております。ご相談くださいませ。

座布団について・座布団の打ち直しについて

座布団にはその大きさによって、茶席判(ちゃせきばん、43×47cm)、木綿判(もめんばん、51×55cm)、銘仙判(めいせんばん、55×59cm)、八端判(はったんばん、59×63cm)、緞子判(どんすばん、63×68cm)、夫婦判(めおとばん、67×72cm)といった独特な名称がございます。
そのうち日本工業規格(JIS)では木綿判をSサイズ、銘仙判をMサイズ、八端判をLサイズと定めております。これらのうち一般に最も広く流通しているのが銘仙判(いわゆる団地サイズ)と八端判(いわゆる旧式サイズ)です。

綿布団と同様に打ち直しすることによって、ながくお使いいただけます。
座布団から座布団だけではなく、掛け布団や敷き布団から座布団に打ち直しすることも可能です。